小児科

1.研修・認定施設

  • 日本小児科学会専門医研修施設認定

2.スタッフ紹介

科長 長谷 幸治(ながたに こうじ)

資格・認定

日本小児科学会専門医

日本腎臓学会 腎臓専門医

主な専門領域 腎臓、小児科一般
ドクターから一言 小児科一般、小児の腎疾患を主に診させていただきます。
南予の地から愛媛全体の子供達の健康を守るため頑張りたいと思います。

医長 浅見 経之(あさみ つねゆき)

資格・認定 日本小児科学会 小児科専門医
日本アレルギー学会専門医
主な専門領域 小児科一般
小児アレルギー
ドクターから一言 食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などが専門です。「数値が高くずっと卵除去しているけど、どうしたらいいの?」や「塗り薬の塗り方について不安がある」などご相談ください。学会指針に則ったうえで適切にお話しさせていただきます。

医長 楠本 岳久(くすもと たけひさ)

資格・認定  
主な専門領域 小児科一般
ドクターから一言 子どもたちのために日々頑張ります。よろしくお願いいたします。

医員 本田 遥香(ほんだ はるか)

資格・認定  
主な専門領域 小児科一般
主な所属学会 日本小児科学会
ドクターから一言 子どもたちの笑顔を守るために頑張ります。

医員 加藤 裕樹(かとう ゆうき)

資格・認定  
主な専門領域 小児科一般
主な所属学会 日本小児科学会
ドクターから一言 宇和島の小児医療に貢献できるよう頑張ります。よろしくお願いします。

3.診療の総括

当科は、小児科一般病床18床を有し、四国西南部の小児科入院施設として中核的役割を果たしており、感染症、呼吸器、消化器疾患などの一般外来診療に加えて、それぞれのsubspecialtyにより以下の専門外来を設け、より専門的できめこまかな医療を行っています。

腎臓(長谷):急性・慢性腎炎、ネフローゼ症候群、腎移植術前術後管理、尿路感染症の内科的管理。

免疫:嘱託医の当院前副院長林正俊先生により重症筋無力症等の免疫疾患の治療管理を行っています。

循環器:嘱託医の地域小児周産期学講座教授檜垣高史先生と同助教田代良先生も加わり、先天性心疾患の診断と内科的治療、術後のフォローアップ、川崎病の治療とフォローアップを行っています。

新生児: 早産低出生体重児の管理、フォローアップを行っています。

アレルギー(浅見経之):食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息の治療管理。

その他、城賀本敏宏先生に神経外来をお願いしています。

新生児医療については、地域周産期母子医療センターに指定されており、NICU 6床を有する南予唯一の新生児入院施設として、在胎週数30週以上、推定体重1,500g以上の早産児・低出生体重児、呼吸障害や感染症、母体合併症を有する児などのハイリスク群に対応しています。

小児救急医療については、24時間365日、小児科医師により初期救急から高次救急まで全てを引き受けています。

当院は南予唯一の小児科専門医研修施設であり、初期研修から引き続いて小児科臨床研修を行うことができ、救急医療を含め急性疾患から様々な慢性疾患まで幅広く経験できることから、小児科を志す若い医師から注目されています。

また、子育て支援を介した地域貢献を目的に、2021年度はコロナ禍のため中止しましたが、2014年から子育てセミナーを定期的に行っており、他の小児科には見られない特徴と言えます。

4.診療実績

2021年の診療実績

入院患者数 505名  うちNICU 108名

おもな疾患別入院患者数

NICU入院 108
低出生体重児 28
RDS 1
アナフィラキシー・食物アレルギー 57
熱性痙攣・痙攣重積・てんかん 8
急性腸炎 10
RSV感染  48
腎炎・ネフローゼ症候群など 13
IgA血管炎・高安病・重症筋無力症 10
1型糖尿、バセドー病  3
喘息発作 14
COVID-19 10
仮性クループ・扁頭咽頭炎 15
気管支炎・肺炎 26
▼医療関係者向け情報▼

5.学術的業績

1)学会発表

(総会)

第56回日本小児腎臓病学会学術集会(7月9-10日、髙知)
ワークショップ1 「他領域との連携」

Fontan循環とCKD

長谷幸治

(地方会)

第102回日本小児科学会愛媛地方会(11月28日、松山)

  1. やせ願望のない神経性やせ症の一例

    吉松佳祐、長谷幸治、田代良、浅見経之、井門ひかる、楠本岳久

  2. 当院入院例から見るアトピー性皮膚炎の治療・指導方法

    浅見経之、長谷幸治、田代良、浅見経之、井門ひかる、楠本岳久、吉松佳祐

2)講演・講義他

第12回学校保健意見交換会(8月11日、大洲)

長谷幸治:愛媛の学校検尿