ごあいさつ

病院事業管理者あいさつ

病院事業管理者の写真

市立宇和島病院(町立宇和島病院として開院、市制移行に伴い市立に変更)は1910年に宇和島町が地域住民の要望に応え、安心して医療が受けられる医療機関として当初から公立病院として開設した病院です。これまでを振り返りますと財政的、または戦争による本館全焼、医師不足等幾多の病院存続の危機を克服して今日までの歴史をつくってきています。現在、宇和島市は2005年の合併に伴い2つの町立病院が市立病院となり、3つの市立病院を運営しています。

宇和島市は地域の医療を担ってきた歴史とこれからも存続を期待する住民の要望に応えるため、市立宇和島病院の全面改築を行い、2009年9月から新たに機器等を整備し、救命救急センターを併設した急性期病院として四国西南地域の医療を担っています。宇和島圏域は地方の特徴である少子高齢化が急速に進み、人口減少と高齢化率の上昇が続いています。

一方で現在の公立病院を取りまく環境は大変厳しく、今後はこれまでの延長で病院運営が出来る時代ではなくなりました。公立病院は不採算医療を含め、これまで公正・公平な医療を提供する事を中心に病院運営を行ってきましたが、これからは利用者に信頼される医療が提供でき、健全経営の両立できる病院でなければ、公立病院といえども存続は困難な時代です。宇和島市の市立病院がこれから果たさなければならない使命と運営を両立させるためには、病院職員の意識改革のみで出来るものではなく、病院を利用される皆様の理解と協力が必要不可欠です。今後は宇和島圏域でどのような医療が必要かを考え、我々が果たせる機能を考えながら連携とネットワークで地域の医療に取り組むための改革を行い、新たな歴史をつくるために努力を致します。

関係各位の今後なお一層のご理解、ご協力、ご指導をお願い申し上げます。

2013年10月

宇和島市病院事業管理者

市川 幹郎

病院長あいさつ

病院長の写真

当院は1910年の開設以来、紆余曲折ありながらも、100年以上の歴史を重ね、四国西南地域の代表的な総合病院として急性期医療に携わり、この地域で完結できる医療を目指して参りました。日本の疾病構造も感染症の時代から高齢化による血管疾患、悪性新生物(癌)の時代となり、当院も時代に対応した検査、治療の体制充実に努め、南予救命救急センター、災害拠点病院、地域がん連携拠点病院、地域周産期母子医療センター、基幹型臨床研修病院、その他各種学術学会の教育施設として認定されております。

「信頼される病院」、「思いやりのある病院」、「安らぎのある病院」、「進化し続ける病院」、「地域になくてはならない病院」の当院理念の下、圏域の医療における「砦」であるとのプライドと自覚を持ち、職員全員が一丸となり、理念の達成に日々邁進しているところです。

2009年の病院改築以降、施設的にはより快適で、より便利な病院になったと感じております。しかしながら診療機能の全てを当院で賄うことは難しい時代となってきたため、地域の医療機関と連携し、役割分担を行いながらより効率的で、安心、安全、高度な医療の推進を目指します。 圏域の皆様のご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

市立宇和島病院 院長

梶原 伸介