CERTIFIED NURSE

認定看護師

認定看護師とは?

認定看護師は、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践ができ、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかります。

認定看護師は特定の看護分野において

  1. 実践:個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。
  2. 指導:看護実践を通して看護職に対し指導を行う。
  3. 相談:看護職に対しコンサルテーションを行う。

当院には、以下の認定看護師がそれぞれの分野において活動を行っています。

救急看護認定看護師 河野 泉

救急看護認定看護師の役割

救急看護認定看護師の役割は、救急医療現場における病態に応じた迅速な救命技術、トリアージの実施、災害時における急性期の医療ニーズに対するケア、危機状況にある患者・家族への早期的介入および支援です。

2015年の実践活動等

主な活動として、救急外来での看護実践やスタッフへの外傷初期看護・院内トリアージなどの指導、院内教育でのフィジカルアセスメントや一次救命処置の研修を担当しました。また、当院に『えひめ医療情報ネット搬送支援システム』を導入するための話し合いや相談、救急ソラストからの電話対応についての相談にも応じました。

院外・社会活動としては、愛媛県看護協会の研修会講師、宇和島看護専門学校の非常勤講師、日本臨床救急医学会中国四国地方会での演題発表、各種ライフサポートコース等(AHA-BLSプロバイダーコース・日本救急医学会ICLSコース・日本臨床救急医学会ISLSコース・日本救急看護学会トリアージナース育成研修会、日本集団災害医学会MCLSコース)のインストラクターをしています。

自己研鑽として、救急看護認定看護師会や各種インストラクターのブラッシュアップセミナー等の受講、関連学会(日本救急看護学会、日本臨床救急医学会、日本救急医学会、日本集団災害学会、日本災害看護学会など)への参加も積極的に行っています。セミナーや学会などは、認定看護師教育課程の同期生や恩師、インスト仲間との再会も楽しみの一つです。みんなの頑張っている姿や近況報告に刺激を受けたり、同じ立場として悩みを聞いてもらったりすることのできる大切な機会となっています。

  • 院外・社会活動の様子
  • 院外・社会活動の様子
  • 院外・社会活動の様子

おわりに・・・

救急外来で私たちが患者さまやご家族の方に接するのは、闘病生活におけるほんの一瞬のことかもしれません。処置に追われ慌ただしく過ぎていくその短い時間の中で、身体的・精神的な危機状況に陥っている患者さまやそのご家族にとって、少しでも緊張が和らぐ瞬間やホッとできる瞬間をいかに提供できるか・・・。患者さまやご家族の表情や言動をバロメーターにしながら、手ごたえを感じたり反省したりする日々を送っています。

認定看護師になり、今年は初めての更新年を迎えました。この5年間は自分の希望部署で、恵まれたスタッフに助けてもらいながらの認定活動でした。そのスタッフ達も、救急外来看護師として、ますます頼もしい存在になってきていると感じています。これからもスタッフと共に、患者さま中心の医療・看護が提供できるよう、救急外来で踏ん張っていきたいと思います。

がん化学療法看護認定看護師 竹内幸美

外来化学療法室に勤務する、がん化学療法看護認定看護師の竹内幸美です。

「がん化学療法」は、がんの「治療」「延命」「症状緩和」「QOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)の改善」などを目的として行われる治療です。長期にわたる治療であることが多く、患者さまは薬剤による副作用の経験、治療費などの経済的な問題、仕事や日常生活への影響といった様々な問題や不安を抱えています。患者さまが少しでも安心・安楽に「がん化学療法」が継続できるよう支援を行っています。

当院の外来化学療法室は、リクライニングシート5床、ベッド4床(計9床)を使用して、通院での化学療法を受けられる患者さまに対応しています。そこで私は、がん化学療法看護認定看護師として、化学療法が安全、確実、安楽に行えるようスタッフとともに日々のケアに取り組んでいます。治療室では、抗がん薬を含めた投与薬剤の副作用対策やケアが主な業務となっています。また、初回の治療は入院で行われるのですが、その後外来治療に移行される患者さまへの外来化学療法のオリエンテーションの他、患者相談や面談、治療中の患者さまの電話相談、投与管理に関するスタッフへの指導なども行っています。

通常は外来で化学療法を受ける患者さまへの関わりが中心ですが、病棟訪問も行い、入院患者さまへの支援にも積極的に取り組みたいと思っています。また、スタッフに対して「がん化学療法」に関する指導や教育を行い、入院・外来を問わず、「安全・確実・安楽」ながん化学療法看護が提供できるよう努めていきたいと考えています。

患者さま、ご家族をはじめ、医療スタッフからの相談等にも可能な限り対応していきたいと思いますので、お気軽にお声かけ下さい。

緩和ケア認定看護師 井上幸子

一般病棟に所属し、病棟スタッフとともに患者様の苦痛の緩和や日常生活援助を行っています。

週に1回は、所属病棟以外で緩和ケアチームが介入している患者様を中心に、主治医、病棟看護師、薬剤師、臨床心理士など多職種と連携を取りながら、各病棟をラウンドし、直接・間接的に症状緩和、精神的サポートなどの相談に伺っています。

院内の教育活動としては、看護部主催の院内研修で年2回、全職員を対象に緩和ケアに関する知識・技術・アセスメント能力向上のための院内教育の実施と、緩和ケアチーム主催で看護師を対象とした基本的な緩和ケアに関する勉強会の企画・運営に携わっています。

その他に、緩和ケアの対象となる患者様・ご家族をケアするスタッフの相談に応じ、よりよい緩和ケアが提供できるようサポートしています。

皮膚・排泄ケア認定看護師 中村久美・渋田和子

皮膚・排泄ケア認定看護師は3つの分野の問題に対応しています。

  1. 創傷に関して
    創傷にも色々ありますが、褥瘡・術後創・糖尿病性潰瘍・血管性潰瘍など治癒困難な症例を治癒に導けるように処置を考えています。
  2. 人工肛門に関して
    様々な疾患により人工肛門を造設される患者様の術前・術後を通して個別性にあわせた装具を検討し、皮膚トラブルなどの合併症の対処方法を提案しています。また、社会復帰された後の疑問や不安などに対してはストーマ外来でその問題解決に対し支援しています。
  3. 失禁に関して
    寝たきりで常時オムツを装着していなければならない患者様は、特に皮膚トラブルを発生しやすくなります。発生しないための処置や発生後の処置について指導を行っています。

その他皮膚に関する様々な問題に対応しています。

感染管理認定看護師 勝間政美

医療安全管理室で感染管理専従看護師として勤務しています。主な活動は、感染対策チームと共にICTラウンドを週1回実施し、感染症発生状況や抗菌剤使用状況の把握を行ない、コンサルテーションや対策を協議し感染予防対策を実施しています。そのほか、感染防止対策に重要な手指衛生と環境に着眼しています。手指衛生では、乾式手指消毒剤を持ち運ぶためのポシェットを導入し遵守率を高める努力や環境整備には新しい環境洗浄剤を導入しました。きれいになる環境と環境整備が楽しい、時間節減など職員一人ひとりが自分たちで気づき自分たちで考える感染対策が行えるように、win-winの関係を築いていくことが私の目標であります。

また、平成24年度より診療報酬改定により地域のネットワークが広がりつつあります。今後も地域の病院・施設のネットワークの拡大と地域住民への感染防止対策への働きかけができるようになりたいと考えています。

それぞれがチーム医療の役割を担って頑張っています。

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