INTRODUCE

看護部紹介

看護部理念

南予の中核病院として、患者さまの人権を尊重し、やすらぎを与え、信頼される看護をめざします。

基本方針

  1. 患者さまの人権を尊重し、思いやりのある看護を提供します。
  2. 快適な療養環境を整え、安全・安楽な看護を提供します。
  3. 高度医療に対応できる専門的知識・技術を磨き、質の高い看護を提供します。
  4. 他職種と協働し、患者さま中心のチーム医療を提供します。
  5. 地域の医療・保健・福祉と連携し、継続した看護を提供します。

平成25年4月1日改定

平成29年度 看護部目標

  1. 看護師の役割を自覚し、患者中心の看護を実践する。
  2. 働きやすい職場環境を整える。
  3. コスト意識を高め、経営に参画する。

看護体制

看護配置

一般病棟 10:1 / 救命救急センター ICU 2:1・HCU 4:1

勤務体制

病棟:3交代制(日勤 8時30分~17時15分/深夜勤務 0時30分~9時15分/準夜勤務 16時30分~1時15分)手術室:オンコール制

看護方式

固定チームナーシング

各部署の紹介

4西病棟【外科、整形外科、内科】

  • 整形外科・外科を中心とした混合病棟であり、平均在院日数12.75日、病床利用率95.07%です。
  • 整形外科は、主に術後のリハビリ期の患者様を受け入れており、医師・PT・ST・OTと毎月合同カンファレンスを行い、ADL拡大や早期退院に向けた援助が行えるように努めています。
  • 外科は、周手術期から終末期まで受け入れており、平成27年の手術件数243件でした。クリニカルパスも導入しており、安全に統一した看護を実践しています。
  • 終末期患者に対しては、緩和ケア認定看護師を中心にカンファレンスを週1回行い、MSW・臨床心理士・栄養士・PTと協力して、患者様・ご家族に寄り添った看護が提供できるように努めています。

5東病棟【脳神経外科、結核・感染症】

  • 脳神経外科病棟31床と結核・感染症病棟9床を併設した病棟です。
  • 脳神経外科は意識障害・運動感覚障害・高次脳機能障害をあわせ持つ患者様が多いため、多職種と共同しながら、日常生活動作の拡大を図っています。セルフケア能力に応じた看護の提供や誤嚥性肺炎の予防のため、口腔ケア(汚染ケアや維持ケア)の実践を定着することができました。
  • 地域医療の連携を円滑に行うために「きさいやネット」が稼働し始めて転院患者の30.2%が愛媛脳卒中地域連携パスを使用しており、多職種と連携して他施設への円滑な退院支援を行っています。
  • 結核・感染症病棟は陰圧管理の病床であり、毎年保健所と合同で新型インフルエンザ患者の受け入れ訓練を実施しています。今年度は新型インフルエンザ・エボラ出血熱患者・SFTS患者が搬送されても、いつでも感染症患者の受け入れがスムーズにできるように看護手順のマニュアルを作成することができました。

5西病棟【内科】

  • 消化器と内分泌を中心とした内科病棟です。平均在院日数は12.82日、平均ベッド稼働率93.6%、65才以上の患者様が65%、護送坦送患者が60%を占めています。脳梗塞の患者様も多く、疾病だけでなくADL援助を必要とする場合が多いです。また、転倒リスクが高く、転倒やADL低下を来さないよう看護介入に努めています。
  • 急性期の患者様だけでなく、終末期・緩和ケアの患者様も多く、患者様の希望に沿った退院支援に努めています。
  • 糖尿病では多職種間での連携が図れるよう合同カンファレンスを行い、外来と連携し、糖尿病面談シートを活用して患者様の継続看護に努めています。平成27年度からは、特に糖尿病性腎症の予防に重点を置き患者指導に取り組んでいます。

6東病棟【産婦人科、内科】

  • 産科・婦人科・外科(主に乳房疾患患者)を中心とした34床の病棟です。
  • 平成27年の分娩件数は313件、そのうち帝王切開は110件で、35%を占めています。乳癌の手術は70件と昨年の37件より増加しています。
  • 分娩はバースプランを取り入れ産婦の希望に寄り添い、満足のいく分娩ができるように努めており、産後は母子同床を継続し、母乳育児を推進しています。
  • NICUを併設している地域の周産期病院としてより専門的ケアを求められる中、昨年は5名の助産師がアドバンス助産師の認定を取得しました。さらに自己研鑽に努め妊産褥婦のニーズに対応していきたいです。
  • 思春期から老年期の女性を対象とし、周産期、術後の看護、化学療法、ターミナルの看護と幅広い知識と技術が求められ、日々の自己研鑽に努めています。

6西病棟【NICU、小児科、歯科口腔外科、皮膚科、内科】

  • 小児科(NICU)・皮膚科・歯科口腔外科・内科を中心とした混合病棟です。年間入院患者数1,321名、NICU109名で、病床利用率74.6%、平均在院日数8.6日です。
  • 小児科医師と合同カンファレンスを行い、個別性のある看護の提供に努めています。
  • 病棟保育士と共に、七夕祭りやハロウィン・クリスマス会を実施し、院内イベントのホスピファンタジアへ参加しています。
  • 小児看護にやりがい感を持ち、安全で安心できる療養環境の提供と、質の高い看護の提供を目指しています。
  • 医師と看護師のコミュニケーションが取れており、術前・術後看護や処置を行い高齢者には転倒転落や褥瘡発生予防に取り組んでいます。

7東病棟【心臓血管外科、内科】

  • 循環器内科・心臓血管外科・胸部外科が主体の病棟です。昨年は心臓カテーテル検査663件のうちPCIが157件でした。ペースメーカー挿入は電池交換を含み78件でした。
  • 心臓血管外科手術31件、胸部外科手術59件で手術件数の増加が認められます。
  • 重症・末期心不全の再入院患者が多く、寝たきり度B、C以上の患者様が多い事も特徴です。そのため、急変に速やかに対応できる人材育成が必須であり、さらには褥瘡発生や誤嚥を起こさない看護をめざしています。重症度・医療看護必要度15%以上と多忙な中、日々の清潔ケアの充足や退院後の生活を見据えた個々に応じた看護が提供できるよう取り組んでいます。

7西病棟【外科、泌尿器科】

  • 消化器外科と泌尿器科の混合病棟で、急性期から慢性期、終末期と幅広い疾患の患者様に対応しています。
  • 皮膚・排泄ケア認定看護師を中心に、創傷・ストーマケアに関わり、病態や症状の経過に応じた看護実践が行えるよう取り組んでいます。また、その成果を愛媛ストーマ・リハビリテーション研究会や日本褥瘡学会で発表しています。
  • 平成27年は、外科328件、泌尿器科318件の手術があり、術前・術後を安心して過ごし、早期に退院できるよう他職種との連携を図り支援しています。

8東病棟【内科】

  • 病床数45床(うちクリーンルーム4床)を有し、血液疾患患者に対して化学療法を積極的に行っています。化学療法件数は、延べ857件、輸血件数は778件実施しました。
  • 高齢患者の化学療法も増加し、血液内科医師、理学療法士(がんリハビリテーションも含む)、管理栄養士、臨床心理士、MSWと共に、毎週木曜日、患者カンファレンスを実施しました。患者様・ご家族の思いを踏まえ、治療への援助、生活の場の決定等について短期目標を設定し検討しました。10月からは、担当薬剤師も参加し、薬剤情報や副作用対策など情報共有に努めています。
  • チーム活動としては、新人と共に安全な化学療法の実施に向けた勉強会の実施や手順の検討、早期からの退院支援の関わりによる患者様・ご家族の不安軽減への取り組み、皮膚トラブル0を目指した皮膚ケアの改善を行っています。

8西病棟【耳鼻いんこう科、眼科、整形外科】

  • 耳鼻科・眼科・整形外科の混合病棟で、主に急性期患者の看護を行っています。年間の手術数1,550件、病床利用率96.6%、平均在院日数10.2日です。
  • 受け持ち患者の情報を正確に捉え、責任を持った看護ができる事を目標に活動しました。受け持ち患者のファイル管理と退院を見据えたご本人・ご家族とのカンファレンスを積極的に行うように取り組むことで、スムーズな退院・転院に努めています。又、コスト管理への参画として、看護助手と協力しSPD管理を正確に行うように努め、ラベル紛失忘れを10件以下・非稼動物品を5個以下に押さえることができました。
  • 今年度の固定チームナーシング全国集会で、正確で安全な点眼手技の獲得への援助に関して看護活動を発表しました。

救命救急センター(ICU・HCU)

  • 救命救急センターでは、救急外来と共に24時間体制で緊急入院、重症患者を受け入れています。
  • 平成27年の入院患者数は1,109名(ICU262名・HCU847名)院内急変患者、術後・重症患者の転入が218名(ICU124名・HCU94名)でした。平均在院日数はICU2.8日、HCU3.8日、病床稼働率がICU62.1%、HCU66.4%です。
  • 病棟目標に「自己研鑽」「ICU・HCUの協力体制の整備」「コスト削減」を掲げ、ICU・HCU各々に3チームと助手チームに分かれ、目標を設定し活動、成果を上げています。また、個人では院内外の研修・イベント等に参加しレベルアップしています。本年も固定チームナーシング全国研究集会に参加し、発表することができました。

手術室

  • 手術の対象診療科は11科で手術室は7室あり、平成27年の手術症例は4,016件です。救命救急センターを併設しており、夜間・休日の緊急手術はオンコール制で24時間迅速に対応できる体制を整えています。
  • 医療機器の高度化、手術様式の進歩に伴い、精密な医療機器の取り扱いなど手術看護に求められる知識・技術は幅広いものになっています。平成26年に導入されたロボット手術など新しい術式にもスタッフ全員が対応できるよう取り組んでいます。手術が安全に安心して受けられるよう、患者様やご家族にとって望ましい結果をもたらすよう手術看護を提供しています。

外来

  • 診療科は34科あり、平成27年1日あたりの外来患者数は平均1,010.3人です。
  • 各診療科での専門外来を含めた診療の補助の他、専従の皮膚排泄ケア認定看護師がストーマ外来などで個別的な指導を提供しています。
  • 内科外来では、糖尿病透析予防管理に他職種と取り組み、病棟と連携をしながら糖尿病指導やフットケアを実施しています。
  • 放射線科では診断検査の他、血管内手術・治療が行われ、侵襲を伴う高度医療の比率が高まっています。昨年は夜間87件の緊急検査治療を実施しており、患者様の不安や苦痛に配慮し能力の習得とともに、待機制を導入し安全な検査・治療の実施を目指しています。
  • 平成26年10月から中央材料室が委託から病院管理となり滅菌管理を実施しています。

透析室

  • 人工透析室は、個室2床を含めた17床で人工透析を行っています。
  • 透析療法指導看護師・透析技師認定士を含む看護師6名と、臨床工学士5名とで密に連携しながら、急性期病院に於ける重症な患者様や、多様な合併症をもつ患者様の血液透析・血漿交換やDFPP等を実施しています。
  • 平成27年はのべ患者数4,659名、他病院からの転入患者数95名、新規透析導入患者31名と多忙の中、患者様が安心して透析を受けることができるように、異常の早期発見や感染予防に配慮しながら、透析看護を実践できるよう日々取り組んでいます。

医療安全管理室

  • 患者誤認防止のため、患者様‐医療者間のパートナーシップとして、院内放送や掲示板で患者様に名前確認の協力をお願いしながら取り組んでいます。針刺しを防止し安全な採血を行うために、針廃棄容器持参の周知に加え、翼状針付き真空管採血を取り入れました。
  • 耐性菌の伝播防止に向けた手指衛生の強化やゴーグルを含めた個人防護具の充実と適性着用の遵守に取り組みました。点滴ミキシング時のマスクや手袋の着用の順守や、汚物室での汚染物廃棄時の個人防護具の着用も看護助手レベルまで推奨しています。しかし専門的知識がない看護助手は、着脱のタイミングの理解が十分ではなく吸引物や尿廃棄時の一連動作をふまえた教育が必要です。

地域連携室

  • 本年度の目標は、①退院支援調整システムの充実、②ICTを活用した積極的な医療連携の推進、③病診連携機能の充実と強化とし取り組みました。
  • 退院調整加算取得向上のために、フィッシュボーン分析し加算への意識を高めるとともに、9月より月2回の在宅療養支援ラウンドを開始しました。入院90日以上と困難事例について、病棟退院支援担当者とのカンファレンスを行い(平均19名/月)、90日以上患者数は9、10月平均13.7人から、11、12月平均6.8人と減少しています。
    退院調整加算取得数は、月平均16件から27.3件、退院カンファレンス数も昨年125件から203件と、医師や病棟看護師の協力を得て共に増加しています。
  • 南予地域連携ネットワークシステム(きさいやネット)は5月に開始となり、12月末の参加医療機関35施設、同意件数1,166件、利用医師アクセス件数5,492件でした。8月より脳卒中地域連携パスも電子化となり、今後は薬剤師や訪問看護師への拡充検討も行っています。また、4月より紹介状一括管理を開始し、主治医の返書作成率94%を達成しています。
  • 7月にMSW1名が交替となり、WOCを含む総員12名が患者相談窓口とも協力しながら、医療福祉相談(27年:8,191件)や院外との円滑な連携のために「みつける、支える、つなぐ」を基本姿勢として取り組んでいます。
  • 在宅医療連携推進として、宇和島nurseの会(病院看護師と訪問看護の連携の会)では、保健所や医師会と共に検討会を企画しています。

内視鏡室

  • 平成27年は、年間に上部内視鏡5,295件、小腸および大腸内視鏡1,972件、小腸カプセル内視鏡15件、ERCP345件等合計7,655件の内視鏡検査及び処置を実施し、平成26年10月から大腸カプセル内視鏡を導入しました。
  • 緊急内視鏡への対応として看護師の待機制を導入しています。
  • 内視鏡技師3名を含め7名のスタッフで各種検査・治療の介助、内視鏡機器の管理・感染対策を行っています。担当医師と協働して安全で確実な検査・治療を心がけています。

化学療法室

  • 平成27年は、外来化学療法室では1日平均9件、月平均190件の化学療法を実施しています。
  • がん化学療法看護認定看護師を中心に、安全かつ確実な薬剤の投与管理を実施するとともに、回避できる有害事象や苦痛の予防、軽減に努めています。また患者様が安心して治療が継続できるように電話相談でのサポートを実施したり、多職種との連携によるチーム医療の提供にも取り組んでいます。
  • スタッフは、様々な研修やキャンサーボードに参加し自己研鑽に努め、定期的に勉強会を開催して、院内のがん化学療法看護のレベルアップを進めています。

救急外来

  • 愛媛県南西部にある唯一の救命救急センターとして、宇和島圏内だけでなく西予市や八幡浜市、大洲市、そして高知県西南部からも救急搬送患者を受け入れています。救急患者数は年間18,000人、そのうち救急搬送件数は3,600件でした。
  • 三次だけでなく一次・二次救急患者にも対応しているため、診察前の患者様の緊急度を見極め、治療の優先性の判断と待ち時間の身体的・精神的苦痛緩和に努められるような初期対応を心がけています。今年度はファーストエイドについての勉強会を定期的に行っています。
  • 個々のスタッフは、BLS(一次救命処置)、ICLS(二次救命処置)、ISLS(脳卒中初期診療)、JATS(緊急度判定支援システム)、救急看護学会トリアージナース育成研修会、JNTEC(外傷初期看護)、DMAT研修、多数傷病者対応研修(MCLS)、フィジカルアセスメントセミナーなどの受講やインストラクター参加によって知識・スキルの向上に努めており、それを日々の看護実践や部署内の勉強会にも活かすことで、救急外来の質の向上に努めています。

人間ドック

  • 平成27年は1日ドック1,064名、2日ドック390名、脳ドック143名で、合計1,597名が健診を受けました。南予を中心に高知県や海外在住(帰国時)の方も受診されています。
  • 健診者の高齢化もすすみ、2日ドックは70歳以上の高齢者が12%を超えています。また、基礎疾患を持つ健診者も多く、健診前に情報収集を行い安全・安楽にドックが受けられるように取り組んでいます。
  • 世界の中でも充実している日本の健診システムであり、健診を受けることで自分自身を見つめ直すきっかけとなり、疾病の一次予防・二次予防へとつなげていけるように取り組んでいます。
電子ブック版 看護師募集案内

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