しっかり手洗い

2021年8月3日(火曜日) お知らせ(その他)  入院中のお食事、献立紹介 

新型コロナウイルス感染症予防の為にも手洗いの重要性が高まっている昨今、食養科で手洗いについて行っていることを紹介したいと思います。当科では検査キットを使用して、定期的に正しい手洗いが出来ているのかチェックや見直しを行っています。

 

検査キット
洗浄の程度を測定する検査キット 菌や食物残渣などに共通して存在するATP・AMPを汚れの指標として測定。 専用綿棒で拭き取り、試薬とサンプルを反応させた後、本体へセットし10秒程度で測定できます。 厨房作業前の手指衛生に対する明確な基準値がないため、 調理場検査場所の管理基準値を参考にして、500RLUを基準値に設定しました。

調理場検査場所の管理基準値

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※講義で使用される資料の一部

 

 

 

参考:サラヤ株式会社HPより https://med.saraya.com/products/pdf/74553flier.pdf

 

この検査で500RLU以上で手洗いが不十分とされた職員を対象として、手洗いについて講義を行い再度検査を行っています。 講義では手洗いのタイミングや、手洗いが不十分になりがちな場所の確認をしています。 その再検査でも500RLU以上の数値がでた職員がいた場合、手洗いチェッカーを使った実際の洗い残しの確認をしています。数値による可視化と洗い残し部位の特定化で手洗いを入念に行い、手指衛生に取り組んでいます。                      ※参考:サラヤ株式会社HPより

                                        https://med.saraya.com

 

 

これからも患者さまに安全な食事の提供が出来るように食養科一同努めていきたいと思います。