南予医学雑誌19巻
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南予医誌 Vol.19 No. 1 2019-20-マーが0.5μg/mLであった(図3)。 共存物質の影響は干渉チェックAプラスを用いてFDPとDダイマーの測定を行い,ビリルビンFは18.9mg/dL,ビリルビンCは21.3mg/dL,溶血ヘモグロビンは500 mg/dL,乳びは1,410FTU添加濃度まで影響はみられなかった(図4)。 対照試薬との相関性はFDPがN=192,回帰式y=0.96x+1.19,相関係数r=0.98であった。DダイマーはN=199,y=0.85x-0.03,r=0.99であった(図5)。 XDP経時分解サンプルの測定はFrancisらの方法に準拠して作製した11)。得られた高分子から低分子4段階の試料 (①高分子,(図1)希釈直線性(図2)プロゾーン現象の確認FDP(μg/mL)Dダイマー(μg/mL)原液率原液率FDP(μg/mL)Dダイマー(μg/mL)FDP理論値(μg/mL)Dダイマー理論値(μg/mL)

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