南予医学雑誌　第16巻

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竹口、他：鋭的腎損傷のTAE南予医誌　Vol.16　No. １　2015－87－傷はなかった。結語　包丁刺創による鋭的腎損傷（Ⅲb型）に対して緊急TAEを実施し，止血救命できた。鈍的腎損傷と病態は若干異なるものの，鋭的腎損傷においてもTAEは非常に有用であった。参考文献１）　 中村尚生, 松本純一, 中島康雄: 尿路外傷の画像診断. 排尿障害プラクティス 2006; Vol.14 No 3: 251-255．２）　 田村芳美: 腎外傷の治療とケア. 泌尿器ケア 2012; Vol 17 No 6: 594-597．３）　 日本外傷学会編:日本外傷学会臓器損傷分類2008.　http://www.jast-hp.org/archive/sonsyoubunruilist.pdf４）　 上條謙, 谷一朗, 中島康雄: 腎外傷・移植腎. 画像診断 2006; 26: 312-319．５）　 Lopera JE, Suri R, Kroma G, Gadani S, et al. Traumatic occlusion and dissec-tion of the main renal artery: endovas-cular treatment. J Vasc Interv Radiol. 2011 Nov; 22（11）:1570-1574.６）　 逢坂公人, 小林将貴, 高野哲三, 土屋ふとし, 他: 動脈塞栓術にて治癒した穿通性腎外傷後の腎仮性動脈瘤の１例. 泌尿器科紀要 2009; 55: 263-266．７）　 佐藤友紀, 川崎芳英, 加藤愼之介: 鈍的腎外傷の保存的経過中に出現した腎動静脈瘻に対し動脈塞栓が奏功した１例. 日本農村医学会雑誌 2012; 61巻２号 118-123．８）　 岡田卓也, 山口雅人, Akhmadu Mu-radi, 片山直人, 他: 救急疾患に対するIVR 5. 泌尿器領域の救急疾患に対するIVR. IVR会誌 2014; 29: 034-042．９）　 Armenakas NA, Duckett CP, Mcaninch JW. Indications for nonoperative man-agement of renal stab wounds. J Urol 1999; 161: 768-771．