南予医学雑誌 第16巻
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西本、他:de novo B型肝炎対策南予医誌 Vol.16 No. 1 2015-47-~3ヵ月と幅を持たせ,エンテカビル(核酸アナログ)投与もHBV DNA量が2.1log copies/mL以上の場合と明記された5)。 このように最新の情報を踏まえながら臨床検査科からの情報提供を続け,今後も臨床医に向けて本問題の周知,啓蒙が必要と考える。参考文献1)  持田智編:de novo B型肝炎―HBV再活性化予防のための基礎知識―. 医薬ジャーナル社,大阪,2013.2)  坪内博仁,熊田博光,清澤研道,他:免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策厚生労働省「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班劇症肝炎分科会および「肝硬変を含めたウイルス性肝疾患の治療標準化に関する研究」班合同報告. 肝臓 2009;50(1): 38-42.3)  早田哲郎,西澤新也,森原大輔,他:免疫抑制・化学療法によるB型肝炎ウイルス再活性化とその対策. 福岡大学医学紀要 2009;36(4):235-241.4)  日本肝臓学会肝炎診療ガイドライン作成委員会編:B型肝炎治療ガイドライン(第2版). 2014. 5)  日本肝臓学会肝炎診療ガイドライン作成委員会編:B型肝炎治療ガイドライン(第1版). 2013. (図6)

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