南予医学雑誌 第16巻
36/118

南予医誌 Vol.16 No. 1 2015-34-ニング検査を中心に使用していくことになる。 画像診断装置の進歩は目覚ましく,それらを十分活用するためには最新の撮像技術をレスポンス良く取り入れることが大切である。しかし,当院のように性能の異なる複数台の装置を同時に使用する場合は,撮像目的に応じてその整合性を十分に検討し,診断結果に差を出さないことが重要となる。今後も導入された3テスラ装置のメリットを引き出すと同時に,2台の1.5テスラ装置を効率的に運用しながら,南予地域の基幹病院に必要とされる画像提供を行っていきたいと考える。参考文献1)  青木茂樹,堀 正明,他:Step up MRI頭部領域 脳腫瘍.INNERVI-SION,インナービジョン社,東京,2010;pp4-6.2)  田岡俊昭,Marta Varela,他:Step up MRI頭部領域 脳血管障害.IN-NERVISION,インナービジョン社,東京, 2010;pp7-9.3)  水内宣夫,吉川宏起,他:Step up MRI脊椎・脊髄領域 脊椎・脊髄領域における3TMRIの臨床的意義と新しい撮像技術.INNERVISION 2010;pp10-12.4)  佐竹弘子,石垣聡子,他:Step up MRI胸部領域 乳腺.INNERVI-SION,インナービジョン社,東京, 2010;pp17-19.5)  今井昌康,横山健一,他: 心臓MRIの基本的撮像法と読影の実際.臨床画像Vol31 (4) 増刊号,メジカルビュー社,東京, 2015;126-138.6)  渡邊春夫,五島 聡:Step up MRI上腹部領域 膵.INNERVISION,インナービジョン社,東京, 2010;pp27-29.7)  楫靖,吉田理佳:Step up MRI下腹部領域 前立腺.INNERVISION,インナービジョン社,東京, 2010;pp32-34.

元のページ  ../index.html#36

このブックを見る