南予医学雑誌 第16巻
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南予医誌 Vol.16 No. 1 2015-30-剤注入装置(MRidium TM:エムリディウム)を導入したことで,より操作が簡便になり安心して手技を行うことが可能となった。疾患別の知識が必要で操作が複雑なCMR検査であるが,ガイドラインも策定され5)機器のハード・ソフト両面とも充実し,一般的な検査になりつつある。現在は心房中隔欠損や心室中隔欠損などFlowの精査以外は全て3Tに移行し,充実した運用を構築していきつつある。■上腹部臓器…MRCP,Dynamic-MRI(造影剤を急速静注し短時間での撮像を繰り返し質的診断を行う),Gd-EOB-DTPA(肝臓造影MRI),腎血管などが対象となるが,高(図4)

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