南予医学雑誌　第14巻

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南予医誌　Vol.14　No. １　2013－26－１．臨床症状：少なくとも３項目以上の陽性　１）　発熱　２）　扁桃・咽頭炎　３）　頸部リンパ節腫脹（≧１㎝）　４）　肝腫（４歳未満：≧1.5㎝）　５）　脾腫（≧触知）２．血液所見　１）　リンパ球≧50％もしくは≧5,000/µLかつ　２）　異形リンパ球あるいはHLA-DR+細胞≧10％もしくは≧1,000/µL３．EBV抗体検査（急性EBV感染）：急性期EBNA抗体陰性で以下の１項目以上の陽性　１）　VCA-IgM抗体初期陽性、後に陰性化　２）　VCA-IgG抗体価の４倍以上の上昇　３）　EA抗体の一過性の上昇　４）　VCA-IgG抗体が初期から陽性で、EBNA抗体が後に陽性化　５）　EBNA-IgM抗体陽性／EBNA-IgG抗体陰性（表２）　伝染性単核球症の診断基準１）（図１）　頚部エコーdiffuse goiter, 内部血流増加あり, 両側頚部リンパ腫大あり