南予医学雑誌 第13巻 第1号
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南予医誌 Vol.13 No. 1 2012-76-つくづく感じる。至るところで偉そうなことを言って来た自分が恥ずかしい。それでも先輩から引き継いだレールの上を何とか脱線せず走行することが出来たと思う。ただこれからは医療経済上の制約から,可能な限り検体部門を合理化し,臨床側からの要望の高い生理機能検査の充実を図る必要がある。今まで以上の「開かれた検査室」を目指し,臨床側のニーズに答えられる柔軟な検査体制こそこれから目指すべき方向ではないかと考える。 検査科に今年初めて4年制大学を卒業した技師が2名入ってきたが,彼女たちが定年を迎える40年後の検査科はどうなっているのだろうか。

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