南予医学雑誌 第13巻 第1号
71/84

濱田:なんよだより南予医誌 Vol.13 No. 1 2012-69-50(%)受診患者疾患内訳(橋浦診療所)5040その他4030その他急性上気道炎頻尿痛風2%22心房細動3020痛風アレルギー帯状疱疹2211心房細動心房細動2010胃潰瘍11000(AP & OMI =狭心症&陳急性心筋梗塞)のフィルター」を通して見ている感じである。 石巻日赤にとって返し最後のミーティングに出席。市立八幡浜総合病院のスタッフに申し送りを行った。医師1名(31歳整形外科),看護師2名,事務1名である。 (図20)は今回我々「チーム宇和島」が橋浦診療所で診察した約100名の患者さんの疾患内訳を示したものである。圧倒的に循環器疾患,特に高血圧症の頻度が高かった。多くの患者で心電図を記録し市立宇和島病院と変わらぬ治療ができたことは幸いであった。5月25日㈬(第7日目,天童市散策) 本日宇和島に帰省可能であったが,第一次の支援チームが非常に疲れたとのことであったため(私は大した疲れもなかったが),我々のチームはゆっくり温泉にでも浸かってください,とのことで山形空港からほんの僅かの距離である天童市(将棋の駒つくりで有名)に一泊することになった。登米から天童市にいたる高速道路の両脇は田植え,あるいはこれから田植えの準備でいかにものどかな景色であった。また両側の山々の多くは雪をかむっており東北ならではと思われた。山形空港でレンタカーを返却。今回の全工程の走行距離は962㎞(森田,原口,濱田車)(975㎞:清家,久米,兵頭車)であった。5月26日㈭(第8日目,松山へ) 我々のホテルからは余り高い山には見えず,また非常になだらかにかかわらず頂上が雪をかむった山を眺めることがで(図20) 「橋浦診療所」受診患者約100名の疾患内訳

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です