南予医学雑誌 第13巻 第1号
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濱田:なんよだより南予医誌 Vol.13 No. 1 2012-63-(図9) 「にっこりサンパーク」の前に立つ自衛隊中隊長と筆者(図10) 石巻赤十字病院で開かれるミーティング風景帰りにトイレを拝借。トイレで自衛隊員に話しかけられる(図9)。 “愛媛の方ですか?” “はい。” “自分も松山の駐屯地からやってきました。知事も激励にきてくれました。” “ここにこられてからどれくらいですか?” “3月21日から入っていますので2ヶ月になります。” “皆さん一生懸命やっておられますねー。我々は1週間交代ですが。” “愛媛県の派遣チームは大変感謝されています。ご苦労様です。”⑤ 18時からのミーティング(石巻赤十字病院) 18時からのミーティングに遅れるのではとの懸念があった。ナビの通りに行くと明らかな遅刻であったが,森田,原口両君の機転で30分以上早く石巻日赤に到着した。石井氏の本日の現状の要約に続き質疑応答開始。昨夜同様仕様も無い質問が多い(図10)。 質問1 “ 。。。地区担当の。。。大学(病院)の。。。ですが,マスクがあまり無いとのことですのでお願いします。” “ 幾らでも余っていますので,明日あなたが持っていって下さい(石井氏)。” “明日は我々のスケジュールが。。。” “ 私に持って行って欲しいということですか?(石井氏)” 質問2 “ 。。。地区担当の。。。ですが,避難所に大きなハエが飛んでいて。。。” “ それについては市の担当者に連絡します(石井氏)。” 質問3 “ 。。。地区を回っている。。。大学の。。。ですが,避難所でのプライバシー保護のため,もう少し高さのあるプライバシー保護設備が要求されています。以前から要求しているが返事がない,早くして欲しい,といわれました。” “ その保護設備は大量にあります。しかし,この時期(震災後70日を過ぎた)にアメニティを上げると避難所に居つき離れがたくなるのでは,との懸念もあります。アメニティをあげることが良いことなのか,先生はどう思いますか?それが良いと思いますか?先生が避難所の様子をみて必要か否か判断してまた報告してください(石井氏)。” “。。。わかりました。”⑥本日終了。皆で焼肉(味は普通であった)。

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