南予医学雑誌 第13巻 第1号
35/84

木谷、他:Mohs軟膏の使用経験南予医誌 Vol.13 No. 1 2012-33-図3図3症例1症例2図4図4症例症例症例1症例2(図3)単純CT画像(左:症例1 右:症例2) 硬化部位は高吸収域として描出される(図4)正常皮膚の保護症例1:腫瘍辺縁をガーゼで被覆した症例2:アズノール軟膏0.033%®を塗布し、正常皮膚を保護した現在のところ,Mohs軟膏処置における確立された指針は存在せず,症例により使用方法の検討が必要である。また,疼痛や接触性皮膚炎を起こす可能性,根治治療ではないことなどについて十分なinformed consentを得ておくことが重要である。 参考文献1) Mohs FE:Chemosurgery, a micro-scopically controlled method of cancer excision. Arch Surg 1941;42:279~295.2) 福辻賢治,硲田猛真,芝埜彰,他 :

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です