南予医学雑誌 第15巻
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南予医誌 Vol.15 No. 1 2014-38-続縫合を行なう。⑫  膀胱鏡:静注したインジゴカルミンが左右の尿管口より流出することで, 尿管損傷のないことを確認する。⑬ 腹壁切開創の縫合閉鎖結   果 (図7)に当科における子宮全摘術の術式の変遷を,(表1)に子宮全摘術術式間の比較を示す。TLHを2012年は11月に1例, 2013年に12例, 2014年は7月までに7例施行した。平均手術時間は206(134-343)分, 平均出血量は222(30-606)g, 平均摘出子宮重量は232(105-466)gであった。輸血例はなかった。開腹移行例は2例あり, いずれも術中所見で高度癒着を認め, 腹腔鏡下(図7) 子宮全摘術の術式の変遷(表1) 子宮全摘術の比較

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